バーチカルブラインドと風

バーチカルブラインド、縦型ブラインドをリビングに設置しています。

モダンな印象のバーチカルブラインドですが、メーカーも豊富な種類の生地を出しているのでナチュラルモダンな雰囲気や、色モノでカジュアルやポップなインテリアにも合わせられるようになりました。
メリットはやはり窓からのでっぱりが少なく、すっきりした印象の窓周りになることでしょうか?
私もリビングの窓周りを考えたとき、ソファーの背面に窓がくることがわかっていたので、開けたときに生地のたまりができるカーテンではなく、バーチカルブラインドがスッキリしていいかなって思いました。北欧インテリアのイメージでナチュラルな要素が欲しかったので、リネンのような質感の白を選んでいます。
一方でデメリットとしてあげられる点が、風が吹くとバタバタすること。基本的にバーチカルブラインドは大窓に設置するので、風邪を入れたいときには必ず開ける窓になります。このバタバタがどのような感じなのか、せっかくなので撮ってみました。
カーテンだと一枚がふわっと舞い上がるところ、バーチカルブラインドは一枚ずつ独立したスラットと呼ばれる羽に重しがついているため、風に吹かれると舞い上がって接触するため、バタバタと音がするのです。
実はこのバーチカルブラインド、裾を連ねるボトムコードと呼ばれる紐をつけていません。つけていた方がバタつきは抑えられていたと思います。ただ単に裾に紐があるっていうのが見た目好きじゃなかったので無しにしました。ただボトムコードを無しにすると、スラットの開閉や回転でも微妙にズレやすくなります。そこでスラットの枚数を増やすことで隣の羽との重なりを増やし、ズレるのを抑えています。このオプションの名前がブラインドメーカーによって違って難しい…ニチベイはモアラップ、タチカワブラインドはワイドスラット仕様、TOSOはデュアルオーバーラップ。
あと裾の形状も実は種類があります。
これはミニマル仕様というバランスウェイトを袋縫いにしたコードのない仕様です。
裾はニチベイが一番キレイだと思っていて、ほかの二社は袋縫いにはできるんですけどボトムコードを通すところが残るんです。
また、裾の丈が微調整できる巻き込み式が標準になっていることもあるので注意が必要です。丈が微調整できるのはメリットなのですが、アジャスト部分が見えます。そういう意味では、自身で取付ける場合は丈の微調整ができた方が安心かもしれませんし、アジャスト仕様がデザイン的に嫌な人は袋縫いにしたいのならきちんと採寸施工してくれるプロの方にお願いした方がいいかもしれませんね。

写真を撮っていて気づいたのですが、このバーチカルブラインド、10年近く経ってるので生地端がちょっとほつれはじめてますね。バーチカルブラインドやロールスクリーンは生地をヒートカットかレーザーカットしてあるので、どうしても経年劣化によってほつれてきます。同じメーカーであればレールを残して、本体価格の70%の金額で交換用スラットを購入することができますよ。

バーチカルブラインドは、ブラインドが縦向きになっただけのシンプルな商品のようで奥が深いので、風と裾だけでこんなに語れてしまいます(笑)また続きを書くこともあるかもしれません。

※仕様に関しては2020年5月現在調べられるだけの情報を基にしています。仕様変更も多いので必ず最新情報をご確認くださいね。

ゆずのおうちとごはん

インテリアショップ時短勤務中のワーママで男子二人の育児中です。ごはん作ったり、インテリアを考えたり、色々毎日のこと。

0コメント

  • 1000 / 1000